神奈川の西の方の郵便局巡り〜松田・山北・南足柄編〜
神奈川の西の方の市町村がよくわからない農鳥です。
というわけで神奈川の西の方の郵便局巡りをしてきたのでその様子をお送りします。
神奈川は岩手と比べると小さくて行きやすいです。(道は混むけど)
1局目 寄郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心部から少し離れて山の方へひたすら走っていった先にある郵便局。「寄」と書いて「やどりき」と読みます。初見じゃ絶対読めませんね。局舎は国営時代の典型的な形。局名印が3種類あります。(しかも色も違う)こんな山の中に集落があるのかと思ったら結構大きな集落でびっくりしました。あと、道の途中で大規模な工事を行なっていました。どうやら新東名高速道路がこの辺りを通るようです。
2局目 松田惣領郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心部に戻ります。国道246号線から松田町の中心部に入る道が分かりにくくて結構な遠回りになってしまいました。この後行くつもりの松田郵便局と同じ地区にある郵便局です。ただ小田急の新松田駅からはこっちの局の方が近く、町役場や町の中心部もこのあたりな感じです。松田町は残り1局。
3局目 松田郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心局の郵便局。酒匂川の近くにある、この辺りでは一番立派な郵便局です。ただこの局で大失態をやらかしました。普通に預金して風景印をもらったのですが、なんと通帳を窓口に預けたまま次の開成郵便局に行ってしまったのです。それに気づかず開成郵便局に行き、「あれっ!?通帳がないぞ!」と混乱。思い出して慌てて戻りなんとか事なきを得ました。局の皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。こんなことはありましたが、これで松田町は完訪です。
ここからは開成町に入ります。開成町の中心局ですが集配は行っていません。開成町、名前は聞いたことありましたがこういうところなんですね。古めかしい小さな局舎で、中も普通の小さな郵便局といった感じです。あじさいがあしらわれている局名印でした。開成町はあじさいが有名なんですね。
開成郵便局の局名。いい雰囲気。
開成町にはもう1局ありますがそれは後回しにして山北町に向かいます。山北町1局目は山北岸郵便局。酒匂川沿いに広がっている集落の中にある局です。
6局目 山北郵便局(神奈川県足柄上郡山北町)
山北町の中心局で、集配業務もおこなっている局です。外観が特徴的です。すぐ近くを御殿場線が通り、少し行けば駅や役場もあります。国道から1本入った道沿いなので少しわかりにくいです。地図で見るとこの辺りは山と山に挟まれた狭い平地に集落が広がっている感じなんですね。
ここから山の方へ向かって行きます。国道246号線の谷峨駅を過ぎたあたりを丹沢方面に曲がってすぐのところにあります。すぐ近くに道の駅もあるようでしたが行った日は休みでした。よくある地方の郵便局の局舎です。
今回に目的の一つであり神奈川県で一番僻地にあるであろう郵便局。清水郵便局からひたすら山道を登り続けた先にある丹沢湖に突き出た半島にあります。すぐ目の前にある小学校がありましたが、数年前に閉校になったそうです。局舎も歴史を感じさせる古めかしいものです。周囲に集落らしいものは無く、いつ廃止になってもおかしくないような気がします。
「利殖の決定版 定額貯金」
書いてある文言もフォントも局舎も全てがレトロ。
局の前から望む丹沢湖の景色。丹沢湖は1978年に竣工した三保ダムのダム湖です。今ではほとんど家もない三保ですが、昔はこの湖の下に集落があったそうです。三保郵便局ができたのは1931年なので、その当時は今よりももっと賑わっていたでしょう。同じ神奈川県の宮ヶ瀬や津久井のような雰囲気です。
9局目 南足柄郵便局(神奈川県南足柄市)
丹沢の山を降りて再び市街地の方へ戻ります。(戻るのに30分くらいかかった)南足柄市の中心局です。この日に訪ねた局の中では一番大きい局舎かもしれません。ここから南足柄市を駆け足で訪問していきます。足柄といえば足柄山の金太郎。市も金太郎を推しています。ちなみに山を越えた静岡県の小山町には金太郎郵便局があります。私は金太郎がどういう話なのか未だによくわからないまま生きています…
南足柄市は伊豆箱根鉄道の大雄山線が通っているんですね。伊豆箱根鉄道というと修善寺の方に行く路線のイメージの方が強いですね。まあどっちも乗ったことないんですけど…最近移転したばかりの新しい局舎です。上はアパートになってるんですかね。
11局目 塚原郵便局(神奈川県南足柄市)
この局も大雄山線の塚原駅の近くにあります。この局で南足柄市は完訪です。市ですが3局しかありません。面積的にも人口的にもこれくらいがちょうどいいんでしょうか。ここからは大井町に向かって行きます。ここからは市町村境を何度も跨ぎながらの訪問になります。
栢山ってなかなか難読ですよね。知ってたらすんなり読めますけど、「栢」なんて字これ以外で見たことがないです。どうやら「柏」の異体字らしいですが…地名って結構こういう異体字が多いんですよね。栢山駅から車通りの多い道を挟んだ反対側にある局です。
数時間ぶりの開成町訪問。ここは去年できたばかりの新しい局です。局舎も最近よく見かける量産型局舎。よく言えばわかりやすい、悪く言えば面白みがない、普通の局舎です。この局が出来るまでは開成町の郵便局は開成郵便局だけでした。というわけで開成町も完訪です。本日4つ目の完訪を達成しました。
大井町って検索すると品川の方の大井町が出るんですよね。こっちの方は「おおいちょう」かと思いきやこっちも「おおいまち」なんですね。小さな町で、郵便局も2つしかありません。どのくらい小さいかというと大体盛岡市の60分の1です。盛岡市が大きすぎるだけと言ってしまえばそれまでですが…
今は御殿場線の沿線を少しづつ国府津方面に下っていってる感じです。住宅地の中にある局です。曾我という局名にも歴史を感じます。これで大井町も完訪です。
4時まであと30分、2局くらいはいけるでしょうか。ここからは小田原市に入ります。流通関係の工業団地の中にある局です。何かの会館みたいなところに併設されています。局内に局名入りの小田原提灯が展示してあります。何気に今日初の簡易郵便局。
17局目 下曾我郵便局(神奈川県小田原市)
この日最後の訪問局。曾我とついてますがさっきの局とは違い小田原市です。御殿場線の下曾我駅のすぐ近くにあります。重厚感のある立派な局舎です。
この後は下曾我駅を見てから帰りました。下曾我は梅林が有名なんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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