神奈川の西の方の郵便局巡り〜松田・山北・南足柄編〜
神奈川の西の方の市町村がよくわからない農鳥です。
というわけで神奈川の西の方の郵便局巡りをしてきたのでその様子をお送りします。
神奈川は岩手と比べると小さくて行きやすいです。(道は混むけど)
1局目 寄郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心部から少し離れて山の方へひたすら走っていった先にある郵便局。「寄」と書いて「やどりき」と読みます。初見じゃ絶対読めませんね。局舎は国営時代の典型的な形。局名印が3種類あります。(しかも色も違う)こんな山の中に集落があるのかと思ったら結構大きな集落でびっくりしました。あと、道の途中で大規模な工事を行なっていました。どうやら新東名高速道路がこの辺りを通るようです。
2局目 松田惣領郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心部に戻ります。国道246号線から松田町の中心部に入る道が分かりにくくて結構な遠回りになってしまいました。この後行くつもりの松田郵便局と同じ地区にある郵便局です。ただ小田急の新松田駅からはこっちの局の方が近く、町役場や町の中心部もこのあたりな感じです。松田町は残り1局。
3局目 松田郵便局(神奈川県足柄上郡松田町)
松田町の中心局の郵便局。酒匂川の近くにある、この辺りでは一番立派な郵便局です。ただこの局で大失態をやらかしました。普通に預金して風景印をもらったのですが、なんと通帳を窓口に預けたまま次の開成郵便局に行ってしまったのです。それに気づかず開成郵便局に行き、「あれっ!?通帳がないぞ!」と混乱。思い出して慌てて戻りなんとか事なきを得ました。局の皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。こんなことはありましたが、これで松田町は完訪です。
ここからは開成町に入ります。開成町の中心局ですが集配は行っていません。開成町、名前は聞いたことありましたがこういうところなんですね。古めかしい小さな局舎で、中も普通の小さな郵便局といった感じです。あじさいがあしらわれている局名印でした。開成町はあじさいが有名なんですね。
開成郵便局の局名。いい雰囲気。
開成町にはもう1局ありますがそれは後回しにして山北町に向かいます。山北町1局目は山北岸郵便局。酒匂川沿いに広がっている集落の中にある局です。
6局目 山北郵便局(神奈川県足柄上郡山北町)
山北町の中心局で、集配業務もおこなっている局です。外観が特徴的です。すぐ近くを御殿場線が通り、少し行けば駅や役場もあります。国道から1本入った道沿いなので少しわかりにくいです。地図で見るとこの辺りは山と山に挟まれた狭い平地に集落が広がっている感じなんですね。
ここから山の方へ向かって行きます。国道246号線の谷峨駅を過ぎたあたりを丹沢方面に曲がってすぐのところにあります。すぐ近くに道の駅もあるようでしたが行った日は休みでした。よくある地方の郵便局の局舎です。
今回に目的の一つであり神奈川県で一番僻地にあるであろう郵便局。清水郵便局からひたすら山道を登り続けた先にある丹沢湖に突き出た半島にあります。すぐ目の前にある小学校がありましたが、数年前に閉校になったそうです。局舎も歴史を感じさせる古めかしいものです。周囲に集落らしいものは無く、いつ廃止になってもおかしくないような気がします。
「利殖の決定版 定額貯金」
書いてある文言もフォントも局舎も全てがレトロ。
局の前から望む丹沢湖の景色。丹沢湖は1978年に竣工した三保ダムのダム湖です。今ではほとんど家もない三保ですが、昔はこの湖の下に集落があったそうです。三保郵便局ができたのは1931年なので、その当時は今よりももっと賑わっていたでしょう。同じ神奈川県の宮ヶ瀬や津久井のような雰囲気です。
9局目 南足柄郵便局(神奈川県南足柄市)
丹沢の山を降りて再び市街地の方へ戻ります。(戻るのに30分くらいかかった)南足柄市の中心局です。この日に訪ねた局の中では一番大きい局舎かもしれません。ここから南足柄市を駆け足で訪問していきます。足柄といえば足柄山の金太郎。市も金太郎を推しています。ちなみに山を越えた静岡県の小山町には金太郎郵便局があります。私は金太郎がどういう話なのか未だによくわからないまま生きています…
南足柄市は伊豆箱根鉄道の大雄山線が通っているんですね。伊豆箱根鉄道というと修善寺の方に行く路線のイメージの方が強いですね。まあどっちも乗ったことないんですけど…最近移転したばかりの新しい局舎です。上はアパートになってるんですかね。
11局目 塚原郵便局(神奈川県南足柄市)
この局も大雄山線の塚原駅の近くにあります。この局で南足柄市は完訪です。市ですが3局しかありません。面積的にも人口的にもこれくらいがちょうどいいんでしょうか。ここからは大井町に向かって行きます。ここからは市町村境を何度も跨ぎながらの訪問になります。
栢山ってなかなか難読ですよね。知ってたらすんなり読めますけど、「栢」なんて字これ以外で見たことがないです。どうやら「柏」の異体字らしいですが…地名って結構こういう異体字が多いんですよね。栢山駅から車通りの多い道を挟んだ反対側にある局です。
数時間ぶりの開成町訪問。ここは去年できたばかりの新しい局です。局舎も最近よく見かける量産型局舎。よく言えばわかりやすい、悪く言えば面白みがない、普通の局舎です。この局が出来るまでは開成町の郵便局は開成郵便局だけでした。というわけで開成町も完訪です。本日4つ目の完訪を達成しました。
大井町って検索すると品川の方の大井町が出るんですよね。こっちの方は「おおいちょう」かと思いきやこっちも「おおいまち」なんですね。小さな町で、郵便局も2つしかありません。どのくらい小さいかというと大体盛岡市の60分の1です。盛岡市が大きすぎるだけと言ってしまえばそれまでですが…
今は御殿場線の沿線を少しづつ国府津方面に下っていってる感じです。住宅地の中にある局です。曾我という局名にも歴史を感じます。これで大井町も完訪です。
4時まであと30分、2局くらいはいけるでしょうか。ここからは小田原市に入ります。流通関係の工業団地の中にある局です。何かの会館みたいなところに併設されています。局内に局名入りの小田原提灯が展示してあります。何気に今日初の簡易郵便局。
17局目 下曾我郵便局(神奈川県小田原市)
この日最後の訪問局。曾我とついてますがさっきの局とは違い小田原市です。御殿場線の下曾我駅のすぐ近くにあります。重厚感のある立派な局舎です。
この後は下曾我駅を見てから帰りました。下曾我は梅林が有名なんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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東京メトロなのにワンマンカー!?千代田線の北綾瀬線?に乗ってみた!
前置きの前置き
どうも最近午後の紅茶まろやか白桃ミルクティーを大量に消費している農鳥です。
いや本当に美味しいんで一度飲んでみてください。
それだけで美味しい午後の紅茶のミルクティーに、主張しすぎず且つしっかりとした桃の風味の融合が最高に美味しいです。
是非買ってみてください!(アフィリエイトとかではないです)
前置き
さて本題。
突然ですが東京メトロ千代田線の終点ってどこかわかりますか?
一つはもちろん代々木上原ですね。じゃあもう片方は?
と、聞くとほとんどの人が「綾瀬」と言うのではないでしょうか。
正解です。
確かに綾瀬行きってよく見かけますし、綾瀬から常磐線に直通して我孫子、取手方面に向かう列車も多いですよね。
ですが東京メトロの路線図の右上らへんをよ〜く見ると…
(↓東京メトロの路線図。濃い緑色の線が千代田線。)
ん?千代田線の綾瀬から先、常磐線方面じゃない方にポツンと一駅だけ伸びているこれは…
北綾瀬!?
そう、千代田線には終点のはずの綾瀬の先にさらに線路が続いているのです。
多分東京都民と神奈川県民でこれを知ってるのは綾瀬民か鉄道好きか北綾瀬行きで寝過ごした人ぐらいなものでしょう。
というわけで路線図の先っちょのここ、北綾瀬がどんなところか見てきました。
北綾瀬支線乗車
というわけで綾瀬駅に到着。千代田線のほとんどの列車はここから常磐線に直通して我孫子は取手の方へ向かいます。が、今回はここで北綾瀬行きに乗り換えます。千代田線から北綾瀬に直通する列車は1時間に3本くらいです。しかし、その他にもここ綾瀬から北綾瀬までの1区間を往復する列車が存在します。今回の目玉はそれですが、行きは普通に直通列車で向かいます。
はい、綾瀬から4分で北綾瀬に到着です。綾瀬〜北綾瀬の写真は1枚も撮っていません。特に面白味もない普通の住宅地の中を通ります。1駅だけなので本当にすぐ着きます。ただ、沿線の住宅街に配慮したからなのか速度が結構ゆっくりなので普通の速度で走ればもっと早く着くと思います。ちなみに綾瀬〜北綾瀬の列車本数は6本/時。通常の千代田線が12本/時なので半分くらいの本数ですね。本来ならここが千代田線の終点なのに完全に支線のような扱いです。
というわけで帰ろうと思ったその時…
3両編成だと!?
一体どこの東◯本線なんだ…
まさか東京都内で3両編成の文字を見ることになるとは…
というわけで今回の目玉である綾瀬〜北綾瀬の区間列車に乗って行きます!
こちらが綾瀬と北綾瀬の間を行ったり来たりしているワンマン3両編成の千代田線です。
短くてかわいらしいですね!
もし何かの手違いでこの車両が通勤ラッシュ時の千代田線に投入されたら…と思いましたが、これが走っている線路は本線とは別の線路なのでこの車両はひたすら行ったり来たりすることしかできません。(写真は綾瀬駅で撮影)
車内の案内表示も面白いことになっています。たったの一駅なので画面をフルに使っていますね。ちなみになんでこんなところに駅があるのかというと、このすぐ近くに千代田線の車両基地があるからです。この線は元々基地への引き込み線として使われていましたが、付近が急激に宅地化していくにつれここにも駅を作ろうという話になり、1979年に開業しました。現在では1日に約3万1000人が利用しています。
というわけで行きと同じルートをたどって再び綾瀬駅に戻ってきました。乗車率は5割ほどでしょうか。ですがこの列車が北綾瀬に着いた時にはかなりの人が下車したので需要は高そうです。いつかは本線の千代田線のように10両編成の列車が来るようになるのでしょうか。
おわりに
今回は千代田線の北綾瀬支線に乗ってみました。
東京23区内でワンマン3両というちょっとしたローカル線のような車両に乗れるのでおすすめです。(車窓は平凡ですが)
手軽に旅気分を味わいたい人は是非乗ってみてください。300円もあれば往復できますよ。
読んでいただきありがとうございました!
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☆無計画弾丸秋田遠征☆ Part3 角館にて鶏めしを食す
(情報は全て2021年3月現在のものです)
Part1
Part2
Part3
→イマココ
前回までのあらすじ⭐︎
盛岡から花輪線と奥羽本線回りで秋田に向かった我々は、男鹿線に乗り海に向かった。秋田の海は、寒かった。
今回は平和に角館観光なのです!!!
秋田駅に飾ってあった秋田犬?の何か。
ちょうど秋田地区のキハ40が引退する頃だったのでこんなパネルが展示されていました。矢島線のラストランの写真も入っています。矢島線は今でも由利高原鉄道として羽後本荘から矢島までを結んでいます。いつか乗りたいです。
角館へは田沢湖線を使って行くことになるので、まずはこの奥羽本線新庄行きに乗車して田沢湖線の分岐点である大曲まで行きます。秋田〜大曲は何度も乗車しているので特に写真は撮っていません。奥羽本線の他の区間とそこまで変わらない景色です。
この旅の同行者の一人に電車でGoシリーズが好きなのがいたのでこの辺りの駅名を見て喜んでました。秋田新幹線だと通過しますが普通列車は一駅一駅こまめに停車していきます。乗車率はこの時間帯にしてはまあまあ良い方じゃないでしょうか。
大曲駅で田沢湖線に乗り換え。すぐの接続です。大曲駅も何度も来ているので写真は撮りませんでした。この写真は一昨年の1月に撮ったものです。
雪が結構残っています。
大曲から15分程度で角館に到着。次の盛岡行が来るまで2時間ほど角館観光。最初は2時間で足りるかと思ってましたが、歩いて一通り見る分には全然足ります。なんなら1時間もあればほとんど無料のは見れます。(お金払ったらもっと色々見れるけど)
その前に遅めのお昼を食べます。電車の待ち時間の都合なんかでもう3時を過ぎてしまいました。食べるのは大館名物鶏めし。秋田駅の売店で購入。友人2人は比内地鶏の鶏めし(ちょっと高いやつ)、自分ともう1人は普通の鶏めしです。
鶏めしの中身はこんな感じです。味は結構甘め。ごはんにも甘めのタレが染み込んでいます。秋田名物のじゅんさいも入っています。本当に鶏肉が美味い。
バス。どこの会社のバスだろ。
だいたい街中はこんな感じ。全体的に黒っぽい。黒い屋根と白い壁が立ち並んでいる姿はなかなか壮観です。左端に少しだけ写っているローソンも景観に溶け込んでいます。
いい雰囲気の神社。雪があったので奥までは行きませんでした。路地裏の家と家の間のちょっとしたスペースにある小さな神社です。神社というよりもお社と言った方がいいかも。
せっかく角館まで来たから武家屋敷に行こうという話になりましたが、有名なところはみんな有料だったり休館日だったりで行けそうなところが全然なかったのでとりあえず一番近くて無料の武家屋敷へ。というわけで松本家。秋田藩の大名である佐竹氏に仕えていた下級武士の屋敷のようです。
史跡松本家。これ以外に特に目立った看板や碑はありませんでした。
苔むした板屋根に置石。屋敷というほど立派な建物ではありませんがこじんまりとしていて風情があります。奥の木は柳でしょうか。苔むした屋根と古木が時の流れを感じさせます。
暗くて見えにくいですが屋根の上の方は茅葺です。建築様式は武家屋敷というよりも農家に近いかも。下級武士といっても実際の生活は結構苦しかったようです。
古い井戸。ホラー映画とかに出てくるような石積みの井戸ではなく木枠の井戸。中を覗いてみましたが水は張っていないっぽいです。
もう一度屋敷の全体像。じっくり見ても20分もあれば充分見学できます。表通りの喧騒から切り離されたかのような静かな時間が流れています。
武家屋敷の門だけ見学。かっこいい。
というわけで駅に戻ってきました。あとはこの列車に乗って帰るだけです。
角館から盛岡まではおおよそ1時間半ほど。楽しかった旅もいよいよ終わりです。
もうすっかり暗くなりました。この列車は雫石駅で長時間停車するので外の空気を吸うために少し車外へ。まだまだ寒いですが、少しずつ寒さは和らいできています。あと1ヶ月もすれば春。同行の友人たちも疲れからかみんな寝ています。
雫石を出発すれば盛岡まではあとわずか。楽しかった旅も本当にこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございましたヽ(`・ω・´)ノ
また次の記事でお会いしましょう!
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(単発)靖国神社に参拝してきました
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なんか物議を醸しそうなタイトルですが政治的な思想は一切入っていません!
安心してお読みください!
さて先日ちょっとした用事で東京に行ってきました。(結構重要な用事です)それが終わって郵便局巡りをしていた時にちょうど麹町や九段近辺を歩いていたのでちょっと寄り道をして参拝してきました。
靖国神社の場所は?
靖国神社、名前は知っていてもどこにあるのかは知らないという方も多いのではないでしょうか。
靖国神社は東京都千代田区の九段にあります。日本武道館の近くですね。鉄道で行くなら東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線の九段下駅が最寄駅です。九段下駅からは靖国通りを道なりに歩きます。所要時間は大体10分くらいです。
靖国神社参拝
さて靖国神社に参拝するわけですが、私は麹町方面から歩いてきて南門から入ったんですけど、どうやら靖国神社の正門は九段の方の大鳥居でそこから参道をトコトコ歩いていくのが正しい入り方?なようです。
私が参拝した時は南門からショートカットして拝殿に向かったんですけど(黒矢印)、正式な参拝は九段の方に下っていった先にある大鳥居から参道を真っ直ぐ歩いて拝殿に向かう(赤矢印)やり方です。どっちでも変わらないと言えばそれまでですが、折角なので大鳥居から行きたいですね。次行く時はそうします。
拝殿の入り口の鳥居で一礼。奥にある拝殿に参拝しました。都心の中心部ですが神社の周りを木々が取り囲んでいるためなのか、静寂、厳粛な雰囲気が漂っています。空気もなんとなく澄んでいる気がします。ここから見て右手に御守りなどを売っているところがあります。
遊就館を見学
というわけで参拝を終えたので遊就館を見学します。遊就館は、日本の近代戦争で使われた武器や兵士の遺品などを展示している施設です。西南戦争後に設立の構想が出され、1882年(明治15年)に落成しました。現代も戦争の記憶を後世に伝える役割を果たしています。
入り口に入るとすぐに目につくこの飛行機は零戦五二型。太平洋戦争中の日本で一番大量に生産された戦闘機です。近くで見ると想像以上に大きいです。ただ、操縦席は狭いように見えました。隣には実際に使われていた座席も展示されています。座席も大人が座るには幅も狭く、金属製で座り心地はかなり悪そうです。
零戦の隣には2門の砲。右の大きい方が八九式十五糎(15センチ)加農砲、左の小ぶりな方が九六式十五糎(15センチ)榴弾砲です。
八九式十五糎加農砲。沖縄の独立重砲兵第百大隊に所属し、沖縄戦激戦地である糸満付近で玉砕後洞窟陣地に放置されていたのを当時の米軍が接収。その後、米軍の博物館や自衛隊の那覇駐屯地に展示され、平成6年に靖国神社に奉納されました。
近くで見ると傷跡が目立ちます。この砲が最期を迎えた糸満は沖縄戦屈指の激戦地。米軍の糸満制圧後、まもなく日本軍の組織的抵抗は終結しました。
九六式十五糎榴弾砲。満州の国境配置になりノモンハン事件に参加。その後フィリピンに移動し、再び満州国境に戻り最期は沖縄で迎えました。この砲が所属していた中隊は1945年(昭和20年)6月に全弾を撃ち尽くして玉砕。この砲もその時に放置されました。戦後は米在郷軍人会が保管していましたが、1966年(昭和41年)に靖国神社に奉納されました。
照準器や砲架は抉れ、捻じ曲がっています。この傷跡が、戦闘の激しさを物語っています。
戦時中に今のベトナムやミャンマーで使用された蒸気機関車。元々は石川県の七尾線で使われていた車両ですが、戦時中に軍に徴用されベトナムとミャンマーを繋ぐ泰緬鉄道を走りました。泰緬鉄道の開通式にも参加しています。泰緬鉄道も様々な負の側面を抱えた鉄道です。
ここでは詳しいことは記しません。
この上に有料の常設展示があります。ただ撮影はNGなので写真はありません。ただ一見の価値はあるので是非自分の足で行ってみてください。
再び外に出ます。入り口の近くにあるこの像は特攻勇士の像です。
大鳥居から外に出ます。ありがとうございました。
最後に
今回は靖国神社を参拝しました。何かと論争の対象になることも多いですが、一回行ってみるのもいいかもしれません。もし東京に来ることがあれば是非…
他の記事もどうぞ
(消印)2022年2月1日に一時閉鎖になった簡易郵便局
↓ソース:郵便局開局情報(日本郵政)
https://www.post.japanpost.jp/newsrelease/storeinformation/index.php
今回一時閉鎖になった局は
以上4局です。
この内、契約解除扱いになった東前と矢下の消印を郵頼で入手しました。
東前簡易郵便局
94727 東前簡易郵便局(2022年2月1日一時閉鎖)
北海道北斗市の簡易郵便局。どうやら農協が受託していたようですが、貯金も扱っていた局だそうです。最近は農協,漁協の撤退で閉鎖になる局が増えている気がします。北海道もまた行きたいです。
東前簡易郵便局とその周り。すぐ近くを北海道新幹線が通っている。道南いさりび鉄道線が通り、比較的賑やかな海沿いから少し奥へ向かったあたり。
矢下簡易郵便局
11668 矢下簡易郵便局(2022年2月1日一時閉鎖)
長野県大町市の山間部に位置する局。ガソリンスタンド併設の簡易郵便局だそうです。この辺りは2006年まで八坂村という一つの自治体だったんですね。
いわゆる立山黒部アルペンルートとは反対側の山中。小学校や支所もある、田舎の中心集落といった感じの場所。こういう集落は個人的に好きです。道がグネグネしてて冬場は運転が大変そう。
今回の記事は以上となります。
(単発)加湿器を買いました
最近部屋が乾燥しているからなのか喉とか目が痛いです。
一応加湿器は家に一台はあるんですけど、自分の部屋用にもう一台欲しかったので加湿器を買ってみました。
近所のイオンで売っていたやつです。もうシーズンオフだからなのかどの店にもほとんど置いてありませんでした。シーズンの時は小さな雑貨屋とかでも取り扱っているのに。それにしても酷い写真。
中身はこんな感じです。まあ箱に書いてある通りです。水を温めて撒くスチーム式なので常温のまま撒く超音波式よりも衛生的?らしいですね。買った時は特に意識しませんでしたが、狭い部屋だとちょっとした暖房にもなります。
早速使ってみました。写真だと全く分かりませんが蒸気が出てます。結構熱いです。
この蒸気が噴き出る部分(水色のとこ)はすごく熱くなります。
加湿器使用前。
結構湿度低め。一応適正湿度は40%〜60%くらいらしいですが個人的には60%ぐらいでようやく湿度あるな〜っていう感じですかね。
加湿器使用後。
6畳くらいの部屋で1時間ほど稼働するとこんな感じです。
結構上がりましたね。
というわけでなんかしょうもない記事ですが今日はこの辺で。
こういう記事は書くのが楽なのでこれからもなんか書くことがあれば書きます。
ちゃんとした記事です(←重要)
☆無計画弾丸秋田遠征☆ Part2 秋田駅で特急いなほ見物&男鹿線に乗ろう!
(情報は全て2021年3月現在のものです)
Part1
Part2
→イマココ
Part3
前回のあらすじ☆
友人たちと松島に日帰り旅行の計画を立てるもコロナ拡大の影響で急遽旅行先を変更。「日帰りで県外」という友人の無慈悲 無茶振りに答え、行き先を決定。
当日、朝4時30分集合と言いながらも友人5名中4名しか来ず。結局1名は列車に乗れず、4人でいくことに。
5時発の花輪線でまずは大館まで向かおうと思った矢先、わずか1駅目の青山駅で車両故障。その後、なんとか持ち直して大館に到着。そこで奥羽本線に乗り換え、なんとか秋田駅までたどり着いた。
今回は男鹿線に乗っていきます。
5・6番線からは奥羽本線の山形方面と羽越本線が発着。新庄とか新潟とか見ただけで行きたい衝動に駆られます。それにしても特急いなほって名前がいいですよね。いかにも新潟、山形って感じが。
特急いなほの車両、E653系です。元々は常磐線の方の特急でも使われていましたが、今はこのいなほと新潟で走っているしらゆきに使われています。いなほと言えばこのカラーリングですが、最近は青やピンクの車両も走っています。グリーン車が在来線特急の中でもトップクラスで快適らしいのでいつか乗ってみたいです。(お金がァァァァ…)
行先表示。新潟の潟って表示が難しそう。
側面は夕日と照らされる海?ですかね。あまり主張が激しくない、落ち着いたデザインで個人的には好みです。そういえばこの車両がグリーン車なんですね。写真を見返していて気がつきました。
時代の流れ。
数日前に引退したばかりのキハ40、20年以上第一線を走り続ける701系、日本海沿いを駆け抜けるE653系。
同行の友人撮影。
急いで撮ったものなのでアングルなどは全て適当です。まずはこの列車に乗って終点の大館まで向かいます。花輪線に乗るのは2年半ぶりくらいです。
見物はこのくらいにしておいて、ここからは男鹿線に乗車していきます。この年の3月までは、先ほどの写真にも写っていたキハ40が現役でしたが、新しく、全列車がこのACCUMでの運用になりました。この車両は蓄電池電車で、搭載されているリチウム電池を充電することで走ります。そのため、非電化区間である男鹿線でも走ることができます。
↓蓄電池電車の詳しい解説
この蓄電池電車は、まだあまり普及しておらず、JR東日本の男鹿線、烏山線とJR九州の一部区間でのみ運行についています。ちなみに、JRが蓄電池電車を営業用に開発するようになったのはここ数年のことですが、日本で初めて蓄電池電車を営業用に導入したのは宮崎交通(今はバス会社です。今の日南線の一部区間を運行していました)。導入(というか開発)されたのはなんと1950年。1962年に廃止されるまで使われていたそうです。
この数日前にできたばかりの泉外旭川駅。このあたりは住宅地になっていて、秋田駅と土崎駅の駅間距離が結構開いていたのでこの駅の需要は結構高いんじゃないでしょうか。
今回は時間がなかったのでまっすぐ男鹿駅に向かいましたが、沿線にもいろいろあるみたいなのでいつかまた行ってみたいですね。イラストもかわいい。
男鹿線はずっとこんな感じの景色の中を走ります。半島を走るという点でも、青森県の大湊線とも似ている気がします。大湊線もずっとこんな感じの原野の中を走る路線です。きれいな景色もいいけれど、こういった景色もまた違った良さがあると思います。
沿線の中心駅?の二田駅。時刻表だとこの駅が潟上市の中心駅だということになっています。あんまり中心館感はありませんが…
(どうやら数年前まではこの辺りに潟上市の市役所があったらしいですが移転して今では隣の上二田駅が最寄駅なようです)
強そうな駅名。
八郎潟の入り口の防潮水門。この門よりも奥が八郎潟、そして大潟村です。男鹿線は八郎潟への入り口であるこの船越水道を渡って男鹿方面へと向かいます。
というわけで、秋田駅から約1時間。終点の男鹿駅に到着です。だいたい男鹿半島の中ごろのあたりです。有名な水族館や入道崎まではここから結構な距離があります。折り返しまで40分くらいあるのでこの辺りを少し観光?したいと思います。
友人「海行こうぜ!海!」
ということで近くの漁港に来ました。同じ岩手県でも盛岡と沿岸だともはや別の県くらいの感覚です。106急行っていう盛岡と沿岸の宮古市をつなぐバスが1時間に1本くらい走ってるんですけど、あれいつみても結構人乗ってるんですよね。沿岸と内陸もそこそこ需要があるんだなって思います。というわけでJR東日本さん、山田線もっと本数増やしてくださいよ…
港に係留されていた漁船。
この日は一日中あまり良い天気ではなかったです。でも雨は降らなかったので良かったです。編集の力で海の写真をそれっぽく綺麗にしてみました。自分としては太平洋よりも日本海派なんですけど、皆さんはどうですか?
近くの道の駅で小休止&お土産購入。中は広めで、食べ物から工芸品まで秋田のものはだいたい売っています。自分用にバター餅とお土産になまはげ饅頭を購入。観光地のお土産お菓子ってあんまりいいイメージがないんですけど、今回買ったなまはげ饅頭は美味しかったです。もうちょっと買えば良かった。あと、バター餅は本当に美味しいです。見かけると必ず買います。でもバターは嫌いなんですよね。(なんで餅は食えるんだよ)
駅に戻ってきました。現代的な綺麗な駅舎です。数年前に建て替えられたばかりの駅舎なんですね。行楽シーズンだと駅前に水族館とか入道崎の方に行くバスやタクシーが待っていますが、この時は閑散としていました。
男鹿駅。
というわけで折り返しの列車に乗ってまた秋田まで戻ります。
今回はここまで。
次回、いよいよ角館に行きます。
ここまで読んでいただきありがとうございます
宜しければ下の方にお進みください…
次回↓
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