☆無計画弾丸秋田遠征☆ Part2 秋田駅で特急いなほ見物&男鹿線に乗ろう!
(情報は全て2021年3月現在のものです)
Part1
Part2
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Part3
前回のあらすじ☆
友人たちと松島に日帰り旅行の計画を立てるもコロナ拡大の影響で急遽旅行先を変更。「日帰りで県外」という友人の無慈悲 無茶振りに答え、行き先を決定。
当日、朝4時30分集合と言いながらも友人5名中4名しか来ず。結局1名は列車に乗れず、4人でいくことに。
5時発の花輪線でまずは大館まで向かおうと思った矢先、わずか1駅目の青山駅で車両故障。その後、なんとか持ち直して大館に到着。そこで奥羽本線に乗り換え、なんとか秋田駅までたどり着いた。
今回は男鹿線に乗っていきます。
5・6番線からは奥羽本線の山形方面と羽越本線が発着。新庄とか新潟とか見ただけで行きたい衝動に駆られます。それにしても特急いなほって名前がいいですよね。いかにも新潟、山形って感じが。
特急いなほの車両、E653系です。元々は常磐線の方の特急でも使われていましたが、今はこのいなほと新潟で走っているしらゆきに使われています。いなほと言えばこのカラーリングですが、最近は青やピンクの車両も走っています。グリーン車が在来線特急の中でもトップクラスで快適らしいのでいつか乗ってみたいです。(お金がァァァァ…)
行先表示。新潟の潟って表示が難しそう。
側面は夕日と照らされる海?ですかね。あまり主張が激しくない、落ち着いたデザインで個人的には好みです。そういえばこの車両がグリーン車なんですね。写真を見返していて気がつきました。
時代の流れ。
数日前に引退したばかりのキハ40、20年以上第一線を走り続ける701系、日本海沿いを駆け抜けるE653系。
同行の友人撮影。
急いで撮ったものなのでアングルなどは全て適当です。まずはこの列車に乗って終点の大館まで向かいます。花輪線に乗るのは2年半ぶりくらいです。
見物はこのくらいにしておいて、ここからは男鹿線に乗車していきます。この年の3月までは、先ほどの写真にも写っていたキハ40が現役でしたが、新しく、全列車がこのACCUMでの運用になりました。この車両は蓄電池電車で、搭載されているリチウム電池を充電することで走ります。そのため、非電化区間である男鹿線でも走ることができます。
↓蓄電池電車の詳しい解説
この蓄電池電車は、まだあまり普及しておらず、JR東日本の男鹿線、烏山線とJR九州の一部区間でのみ運行についています。ちなみに、JRが蓄電池電車を営業用に開発するようになったのはここ数年のことですが、日本で初めて蓄電池電車を営業用に導入したのは宮崎交通(今はバス会社です。今の日南線の一部区間を運行していました)。導入(というか開発)されたのはなんと1950年。1962年に廃止されるまで使われていたそうです。
この数日前にできたばかりの泉外旭川駅。このあたりは住宅地になっていて、秋田駅と土崎駅の駅間距離が結構開いていたのでこの駅の需要は結構高いんじゃないでしょうか。
今回は時間がなかったのでまっすぐ男鹿駅に向かいましたが、沿線にもいろいろあるみたいなのでいつかまた行ってみたいですね。イラストもかわいい。
男鹿線はずっとこんな感じの景色の中を走ります。半島を走るという点でも、青森県の大湊線とも似ている気がします。大湊線もずっとこんな感じの原野の中を走る路線です。きれいな景色もいいけれど、こういった景色もまた違った良さがあると思います。
沿線の中心駅?の二田駅。時刻表だとこの駅が潟上市の中心駅だということになっています。あんまり中心館感はありませんが…
(どうやら数年前まではこの辺りに潟上市の市役所があったらしいですが移転して今では隣の上二田駅が最寄駅なようです)
強そうな駅名。
八郎潟の入り口の防潮水門。この門よりも奥が八郎潟、そして大潟村です。男鹿線は八郎潟への入り口であるこの船越水道を渡って男鹿方面へと向かいます。
というわけで、秋田駅から約1時間。終点の男鹿駅に到着です。だいたい男鹿半島の中ごろのあたりです。有名な水族館や入道崎まではここから結構な距離があります。折り返しまで40分くらいあるのでこの辺りを少し観光?したいと思います。
友人「海行こうぜ!海!」
ということで近くの漁港に来ました。同じ岩手県でも盛岡と沿岸だともはや別の県くらいの感覚です。106急行っていう盛岡と沿岸の宮古市をつなぐバスが1時間に1本くらい走ってるんですけど、あれいつみても結構人乗ってるんですよね。沿岸と内陸もそこそこ需要があるんだなって思います。というわけでJR東日本さん、山田線もっと本数増やしてくださいよ…
港に係留されていた漁船。
この日は一日中あまり良い天気ではなかったです。でも雨は降らなかったので良かったです。編集の力で海の写真をそれっぽく綺麗にしてみました。自分としては太平洋よりも日本海派なんですけど、皆さんはどうですか?
近くの道の駅で小休止&お土産購入。中は広めで、食べ物から工芸品まで秋田のものはだいたい売っています。自分用にバター餅とお土産になまはげ饅頭を購入。観光地のお土産お菓子ってあんまりいいイメージがないんですけど、今回買ったなまはげ饅頭は美味しかったです。もうちょっと買えば良かった。あと、バター餅は本当に美味しいです。見かけると必ず買います。でもバターは嫌いなんですよね。(なんで餅は食えるんだよ)
駅に戻ってきました。現代的な綺麗な駅舎です。数年前に建て替えられたばかりの駅舎なんですね。行楽シーズンだと駅前に水族館とか入道崎の方に行くバスやタクシーが待っていますが、この時は閑散としていました。
男鹿駅。
というわけで折り返しの列車に乗ってまた秋田まで戻ります。
今回はここまで。
次回、いよいよ角館に行きます。
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